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2022.11.18

■鍼灸治療について

みなさん「鍼灸治療」はご存じですか?
「鍼灸治療」は長い歴史を持つ治療法ですが実際に鍼灸治療を受けた事がある方は
年間で5~7%とかなり少ない統計になっています。
その理由として
・鍼が怖いイメージがある
・どんな効果があるか分からない
・どんな症状に効くのか分からない
・そもそも鍼灸治療の情報が少ない
といったものが挙げられます。
そこで今回は鍼灸治療を知っていただくために
実際にどのような道具を使い、どの様な症状に有効か簡単に説明致します。

使用される鍼について
ステンレス製で長さ15~60㎜、細さ0.14~0.18㎜と極めて細く、髪の毛と同じくらいの太さなので
身体に入れても刺された痛みをほとんど感じません。また感染症予防のため使い捨ての鍼を使用します。

治療方法について
鍼を刺したまま少し時間を置く(置鍼)や鍼に電気をかけて筋肉を動かす方法など
患者さんの症状によって技法や刺激量が変わってきます。
鍼に電気を流すのが怖いという印象を持つ方がおりますが痛みは少なく心地よい刺激が継続され
リラックスして寝てしまう方もおります。
次にお灸についてお伝えします。
以前のお灸は皮膚に直接お灸を燃やしていた為、火傷や膿が出てしまうなどかなり刺激的なやり方が主流でした。
しかし近年では皮膚とお灸の間に「台座」というものを使用し、直接皮膚に当たらず熱だけが伝わるようになりましたので、以前のような火傷や膿が出る心配はほとんどありません。
温度は約54~57℃で体感としては我慢できるくらいの瞬間的な熱さがありその後は余熱で温かさを感じます。
お灸の艾(もぐさ)はヨモギの葉が使われており、ヨモギに含まれる「シネオール」という成分がさわやかですっきりとした芳香を持つためリラックス効果も期待できます!
※ちなみに台座を使わないお灸も行っております。
最後に鍼灸の適応疾患をご紹介します。
WHO(世界保健機関)が鍼灸治療適応である事を認めている症状をいくつか挙げさせていただきます。
・神経痛、しびれのある症状(坐骨神経痛、頚肩腕症候群)
・頭痛、めまい、眼精疲労
・自律神経失調症(倦怠感、睡眠障害、イライラする、集中力低下など)
・五十肩、腰痛
・冷え性、月経不順
その他にも慢性的症状にも効果がありますが
ご自身の症状に鍼灸治療が効果的なのか判断できない方も多いかと思います。
そのような方は是非一度当院へご相談下さい。
しっかりとカウンセリングし症状に合った治療法をご提案させていただきます。

 

世界保健機関(World Health Organization) https://extranet.who.int/kobe_centre/ja 引用

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相模原駅の南口を出て右手(橋本方面)にある「相模原一丁目」信号を右に曲がり、氷川通りを直進します。 「清新一丁目信号」を通り過ぎると左手に見えます。(徒歩7分)

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国道16号「清新」の信号を氷川神社方面に向かい、「氷川神社前」信号を右折、「清新北」信号を通り過ぎてすぐに右手に当院が見えます。(左手に駐車場あり)