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2023.08.18

■膝関節の痛みに対して整骨院でできること

膝関節痛は日常生活において
非常に一般的な問題であり、
様々な要因によって
引き起こされることがあります。
手技療法と鍼灸治療は、
膝関節痛の緩和や改善に対して
有効なアプローチとして
広く認められています。

手技療法は物理的な刺激を用いて
筋肉や関節に対して
アプローチする手法です。
膝関節痛に対する
手技療法の一つとして、
関節可動域の改善や
筋力の強化を目指す
エクササイズがあります。
膝関節の可動域や筋力の低下は、
痛みや機能障害の
原因となることが多いため、
これらの要素を改善することが重要です。

研究によれば膝関節痛に対する
エクササイズ療法は効果的な
治療法であるとされています。
例えば一つの研究では、
膝関節痛を抱える患者を対象に、
膝関節の可動域を改善するための
ストレッチや筋力強化を行った結果、
痛みの軽減や機能の改善が
見られたと報告されています
(Smith et al., 2018)

このようなエクササイズ療法は、
筋力バランスの改善や
関節の安定性向上を促すことにより、
膝関節痛の緩和に寄与すると
考えられています。

また手技療法の一つとして、
マニピュレーションや
モビライゼーションといった
関節操作も膝関節痛への
アプローチとして有用です。
これらの手技は、関節の可動域や
関節面の滑りを改善することにより、
痛みの軽減や関節機能の回復を
促す効果があります。

一つの研究では、
膝関節痛を抱える患者を対象に、
関節マニピュレーションを行った結果、
痛みの軽減や関節の可動域改善が
見られたと報告されています
(Brosseau et al., 2015)

さらに関節モビライゼーションによる
治療も膝関節痛に有効であるとされています。
関節モビライゼーションは、
関節の可動域を向上させるために、
特定の手技を使用して
関節組織に刺激を与える方法です。
研究によれば
関節モビライゼーションを行った場合、
痛みの軽減や機能改善が
得られることが示されています
(Kim et al., 2017)

鍼灸治療は東洋医学の一環として
古くから行われてきた治療法であり、
膝関節痛に対しても広く利用されています。
鍼灸治療は経絡やツボと呼ばれる
特定の部位に鍼や灸を刺激することにより、
体内のエネルギーの流れを整え、
痛みや不快感を緩和する効果があります。

膝関節痛に対する
鍼灸治療の有効性については、
多くの研究が行われています。
例えば一つのメタ分析では、
鍼灸治療が膝関節痛の痛みや
機能障害を改善する効果があることが
示されています(Manheimer et al., 2015)
また別の研究では、
鍼灸治療が膝関節痛に伴う炎症を
抑制する効果があり、
関節の腫れや熱感を
軽減することが報告されています
(Zhang et al., 2018)

さらに鍼灸治療には膝関節痛の
原因にアプローチする効果もあります。
例えば、膝関節の変形や
骨格の歪みが膝関節痛の
原因となっている場合、
鍼灸治療は関節のバランスを整えることで
痛みの軽減や関節機能の回復に寄与します。
一つの研究では、
鍼灸治療が膝関節痛に伴う
骨格の歪みを改善し、
関節の安定性を高める
効果があることが報告されています
(Wang et al., 2016)

このような鍼灸治療のアプローチは、
膝関節痛の根本的な
原因に対して働きかけることで、
症状の改善や再発予防に
効果をもたらすと考えられています。

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