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2023.03.28

■腰椎椎間板ヘルニアについて

腰の骨(腰椎)は5つあり、幾つかの靭帯や骨と骨の間にあるクッションの様な役割をする椎間板があります。
椎間板がもしもなかったら骨と骨がぶつかり痛みが出る、身体を上下左右に動かすのが円滑にいかなくなってしまう大切な組織です。
そんなクッションの役割をした椎間板が後方に突出し、神経に触れてしまい痛みが出るのがヘルニアです。
症状
・腰臀部が痛み、下肢に痛みやしびれが放散し、足に力が入らない
・感覚がなくなる、足が動かせなくなる(歩行困難)
・あまりないですがひどいと排尿障害、排便障害
原因
・加齢により椎間板の弾力がなくなり変形していく
・長時間の立ち仕事や中腰姿勢が多い方
・重たい荷物を持つ方、長時間同じ姿勢で座る方などもヘルニアになる可能性が高くなります。
有病率はおおむね1%程(一般住民を対象とした疫学研究は2021まで報告なし)で
ヘルニアを起こしやすい場所はL4/5、L5/Sと腰の下の方でおこしやすい。
男女比としては2-3:1で男性の方が罹患しやすく、
好発年齢は20-40歳代で大体40歳代をピークに高齢者のヘルニアは減少していきます。
その他にも環境因子として、喫煙者のヘルニア発生リスクが高いことや遺伝性がある事も分かっています。
いつか痛みが引くだろうとほっておいて良くならず、
しびれが出ているような方は黄色信号です。
悪化する前に対処できればほとんどの場合は保存療法となります。
我慢せずに早めに専門医に受信しましょう。

参考書類:腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021
腰椎椎間板ヘルニア日本整形外科学会

アクセス

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相模原駅の南口を出て右手(橋本方面)にある「相模原一丁目」信号を右に曲がり、氷川通りを直進します。 「清新一丁目信号」を通り過ぎると左手に見えます。(徒歩7分)

お車でお越しの方

国道16号「清新」の信号を氷川神社方面に向かい、「氷川神社前」信号を右折、「清新北」信号を通り過ぎてすぐに右手に当院が見えます。(左手に駐車場あり)