■タンパク質について②

タンパク質について①の続きです。
誰でもごはん食べたあとは体がポカポカ暖かくなる体験があると思います。
それは『食事誘発性熱生成』という現象です。
ところがお菓子を食べても体がポカポカすることは少ないです。
なぜかというと糖質は約６％しか食事誘発性熱生成に使われません。
それと比較しタンパク質はなんと30％も使われます。
つまりタンパク質を多く摂取すると身体が暖かくなりますが糖質中心のケーキなどを食べても
体は暖かくなりません。
冷え性の方は甘いケーキや脂質が多い物ばかりではなく積極的にタンパク質取ってみると良いかもしれません。
次はタンパク質の摂取量をご説明します。
タンパク質の推奨量はご自身の体重の数値をgにしたものを目安にしてください。
体重50キロの女性なら50ｇくらい
体重70キロの男性なら70ｇくらい。
また運動する方はそれの1.3～1.6倍くらいと取った方がいいといわれております。※諸説あり
「そんなに取らないといけないの？」「そんなに取って逆に大丈夫なの？」と思われる方いるかもしれませんが
糖質や資質と違いタンパク質は多く摂っても尿で排出されるので心配ありません。
どちらかと言えば不足しやすい栄養素なので、積極的に摂りましょう。
※とはいえ極端にタンパク質だけ摂ったりせずあくまでバランスの取れた食事を心がけてください。
また糖尿病や腎障害のある方は医師にご相談ください。

次回が最後のタンパク質についてです。