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2023.01.19

■ばね指ってどんなもの?

みなさん「ばね指」という言葉を耳にしたことがありますか?
美容師さんや調理をされる方、
スポーツであればゴルフをやられている方などに多く見られます。
しかしながら実はばね指の生涯発生率は3%程と言われています。
100人に3人の割合なので皆様のお知り合いにも1人いるかどうかの割合ですね。
今回はそんな腱鞘炎の一種である「ばね指」についてご説明させていただきます。

腱鞘炎とは、指を動かしやすくするためにある腱鞘というトンネルが炎症を起こしてしまうことを言います。
その炎症が進行すると腱が肥厚して引っ掛かりが生じることでばね指になってしまいます。
ばね指の特徴的な症状として
・指を曲げたり伸ばしたりがしにくい
・指を曲げたら引っかかる感じがして逆の手で補助してあげないと伸ばせなくなる
・曲げた指を伸ばそうとするとカクンと跳ねる感覚がある
・朝の起床時に上記の症状が強く、日中や夕方など手を使用しているうちに症状が軽減してくる
というものがあります。
指の炎症を起こしてしまう原因として
・デスクワークやスポーツのオーバーユース(使いすぎ)
・スマホやゲームの長時間使用
・更年期、妊婦出産期のホルモンバランスの乱れ
が主にあげられます。
しかし統計として原因不明の人が45%と
「いつの間にかなっている」というケースが多くおります。
ちなみに発症が多い指として
母指→中指→薬指の順となります。
ばね指のグレード(症状の重さ)は一番ひどいものだと手術が必要な場合もありますが
日常生活にかなりの支障がない限り手術は必要なく保存治療で軽快していきます。
放置しておくと腱が変性してしまったり骨がズレて(変形して)しまう事もあります。
初期の段階での保存療法が大切になってきます。
当院ではテーピングの指導や超音波治療で炎症を抑え運動療法などを行っていきます。
それでも改善されないといった場合は整形外科への紹介も行っておりますのでご相談ください。

アクセス

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電車でお越しの方

相模原駅の南口を出て右手(橋本方面)にある「相模原一丁目」信号を右に曲がり、氷川通りを直進します。 「清新一丁目信号」を通り過ぎると左手に見えます。(徒歩7分)

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国道16号「清新」の信号を氷川神社方面に向かい、「氷川神社前」信号を右折、「清新北」信号を通り過ぎてすぐに右手に当院が見えます。(左手に駐車場あり)