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2024.10.29

■胸や背中の鋭い痛み?知っておきたい肋間神経痛の原因と治療法

肋間神経痛の概要
肋間神経痛は胸部に位置する肋間神経が圧迫・炎症またはその他の形で刺激されたときに発生する痛みです。
この痛みは、胸や背中の特定の領域に鋭い焼けるような感じとして現れ、深呼吸、咳、くしゃみ、または身体の特定の動作で悪化することが一般的です。
肋間神経痛はしばしば胸部の疾患や心臓病と誤解されることがありますが、原因は神経組織に関連しています。
◆肋間神経痛の症状
・痛み:
胸部または背中の特定の部位に発生する鋭い刺すような痛み、時には焼けるような痛み。
・感覚の変化:
痛みのある領域の皮膚において感覚が鈍くなったり、ピリピリ感じたりします。
・動作による痛みの増加:
深呼吸、咳、くしゃみ、身体の動きなどが痛みを増加させることがあります。
◆肋間神経痛の原因
・肋間神経の圧迫:
脊椎の異常(ヘルニアや突出など)、筋肉の緊張、または肋骨の異常による圧迫。
・炎症または感染:
肺炎や帯状疱疹など、感染症が神経組織を刺激する場合。
・外傷:
胸部への打撲や怪我が神経を損傷すること。
・姿勢の問題:
長期間にわたる不適切な姿勢が神経に持続的な圧迫を加える場合。
◆肋間神経痛の治療法
~非薬物療法~
・物理療法:
特定のストレッチやエクササイズが含まれ、胸部と背中の筋肉をリラックスさせ神経の圧迫を減少させます。
・熱/冷却療法:
痛みや炎症の管理に対して温湿布や冷却パックが使用されることがあります。
~薬物療法~
・疼痛管理:
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)やその他の痛み止めが炎症と痛みを管理するために使用されることがあります。
・筋弛緩剤:
筋肉の緊張を和らげるために使用されることがあります。
まとめ
肋間神経痛は症状と原因に応じて適切な治療を行うことで、痛みと不快感を軽減し生活の質を改善することができます。
症状が続く場合や改善が見られない場合は専門の医療提供者に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

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