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■親指の激痛に悩んでいませんか?ドケルバン病の原因と治療法を徹底解説
ドケルバン病の概要
ドケルバン病は手首の親指側に位置する腱とその腱鞘の炎症を伴う障害です。医学的には「腱鞘炎」と呼ばれ、特に手首の小さな動作を繰り返すことが多い人に発生しやすい状態です。この疾患は、繰り返しの手の使用が原因で生じることが多く、特に新しい親やスポーツ選手、特定の職業に従事する人々に見られます。
◆ドケルバン病の症状
①手首の痛み: 特に親指の根元近くの手首の側面に強い痛みが生じます。
②腫れ: 炎症がある部位は腫れ、しばしば触ると痛みを伴います。
③動きにくさ: 手首や親指の動作、特に握る動作や親指を手首の方向に動かすときに痛みが増します。
④「スナップ」現象: 親指を動かす際に、腱が腱鞘を通過する際に「カチカチ」という感覚がある場合があります。
◆ドケルバン病の原因
①反復動作: 親指を頻繁に使用する活動(例:テキストメッセージを送る、ゴルフやテニスなどの握る動作)は、この病気を引き起こす可能性があります。
②急激な負荷: 重い物を持ち上げる際の不適切な手の使用など、手首に急激な負荷がかかる動作も原因となります。
③炎症性の反応: 体内の炎症性反応が他の原因なしに腱鞘を厚くすることもあります。
◇ドケルバン病の治療法
~保存的治療~
・安静: 初期段階では、痛みを引き起こす活動を避けることが重要です。
・冷却: 痛みや腫れを軽減するために、冷却パックを定期的に使用します。
・装具: 手首と親指を固定するためのスプリントや装具を使用し、腱の休息を促します。
・物理療法: 手首の強化と柔軟性を改善するためのエクササイズが推奨されます。
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs): 炎症と痛みを管理するために短期間使用されることがあります。
まとめ
ドケルバン病は適切な診断と早期の治療により効果的に管理できます。
反復動作を避け、適切な休息と治療を施すことで症状は大幅に改善することが期待されます。
症状が持続する場合は長期化する恐れもあるので、お困りの方は当院にご相談ください。
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